Section.01
手づくりのごはん
平日は外食が多い分、自宅で過ごす日の丁寧な食事を大切にしている佐藤さん。「母から“いい調味料とお水を使いなさい”と言われて育ったこともあって、毎日使う油やお出汁などは身体にやさしく、栄養価の高いものを選ぶようにしています」。
炒め物には、発酵バターから水分とタンパク質を取り除き純粋な油分を摂取できるスリランカ産のギーオイルを使用。栄養成分が豊富な出汁は美肌や健康にも良いので、空腹時などにお湯に溶いてシンプルに黒胡椒で味を調えて飲むこともあるのだそう。
そして最近ハマっているのが、キッチンで育てたスプラウトを山盛り食べること。「水やりすると1日目には発芽して、3〜4日すると食べ頃を迎えるので、水菜や納豆と合わせてサラダ仕立てにしたり、蒸した大麦などと和えていただきます。自宅で水耕栽培すると新鮮で栄養素を多く含んだまま食べられる上に、素材本来の甘みや苦味が味わえます。そして、植物の生命力を日々感じられることが何よりも嬉しいです」。
旦那さまも大の料理好きで、プロポーズの際にはフルコースの手料理をサプライズで振舞ってくれたほどの腕前。「私がヘルシーな食材を調達して、夫が作った料理をいただくという我が家のコミュニーケーションです」。身体の内側から生まれる健やかさが笑顔にも表れています。
Section.02
香りにこだわる
朝の目覚めから夜の就寝まで、佐藤さんの暮らしにとって香りは欠かせない存在です。「外出する日の朝は、シャワーを浴びた後すぐにおへその辺りに香水を振ります。振る量は自分にほんのりと香る程度です」。
日中、仕事の合い間は100%エッセンシャルオイルのアロマスプレーをひと吹きして気分をリセット、毎晩必ず湯船に浸かるというバスタイムには、そのときどきでブレンドするアロマオイルを変えるため、無香料の入浴剤を愛用しているのだそう。「風邪気味の日や鼻の通りが悪い日にはミント系のアロマオイルですっきりさせたり、その日の体調や気分に合わせてオイルをブレンドします」。
就寝前は快適な睡眠のための導入剤として、直接肌につけてもいいラベンダーオイルを胸元と手の平に数滴垂らしてカームダウンさせるのが習慣です。仕事柄、世界各国のさまざまな香りに触れてきた佐藤さんへ香りを選びの基準を尋ねると「直感を信じて選んでいます」とのシンプルな答えが返ってきました。香りを嗅ぐと瞬時に自分の感覚に合う香料かどうかが分かるのだそう。アロマオイルや香りのエキスパートだからこそ、その効能を上手に取り入れて、心や身体のケアに役立てています。
Section.03
健やかな心を保つ
日頃から意識している物事の捉え方のおかげで、あまり落ち込むことがないという佐藤さん。「とにかく何でも笑いのネタにしてしまいます。例えば理不尽なことがあっても、視点を少し変えてみたり、切り取り方を変えて、クスッと笑える面白いエピソードに自分の中で編集し直してしまうんです」。自分自身に過剰な期待をしないこともポイントなのだそう。「落ち込む気持ちは、何でもできて当然という自信の裏返し。物事がスムースに運んだら、加点式で捉えて、いつでもポジティブな状態でいられるようにしています」。また、普段から「とにかく歩く」がモットーで、時間があれば2〜3駅の距離は当たり前のように歩いて移動するのだとか。「海外や旅先でもなるべくタクシーは使わずに公共の交通機関を利用して、歩いて街を周るようにしています。近頃は、携帯やパソコンから得る情報に頼ってしまいがちですが、自分の足で街を歩いていると自然と眼に情報が入り、気になるものへしっかりと焦点を合わせることができます」。歩くというシンプルな習慣が日々の健康的なリズムを生み、健やかな心や物事を真っ直ぐに捉える姿勢までも保ってくれているようです。
Section.04
セルフヘアアレンジ
長さのバリエーションだけでなく、ハイトーンのカラーリングを楽しむなど、佐藤さんはそのときどきの気分に合わせて、さまざまな髪型遍歴を重ねてきました。そして、ここ最近はロングヘアに落ち着つき、毎日のように自分でヘアアレンジするのがブームなのだそう。「フリーランスになって、朝の時間に余裕ができたこともありますし、一日のはじまりのスイッチにもなります。誰かに見せるというよりは自己満足なのですが、アレンジテクニックが向上したり、思いのままに編み込んでいくと、意外と新しい発見があったりして日々楽しんでいます」。少し毛束の量を変えるだけでも印象が変わることもあり、アレンジの種類は無限。まったく同じように再現することが難しいくらいなのだとか。
また、仕事やプライベートで海外へ出かける度にその土地の民族衣装を集めることが好きで、普段の着こなしにもさり気なく取り入れるのが佐藤さん流。「メキシコの民族衣装を着たときには、お下げのヘアスタイルでトータルコーディネートを満喫しました」。常に好奇心を抱いてヘアアレンジを楽しむことが、いつまでも変わらないフレッシュな魅力にも繋がっています。
Section.05
健康的な髪を 維持するためのケア
ヘアカラーを頻繁に変えながらも、ハリのあるロングのツヤ髪をキープする佐藤さん。「日中よく歩くので、紫外線などのダメージを受けた髪を毎晩やさしく労わってあげるようにしています。〈Class S Rg〉のシャンプーは細かい泡立ちで長い髪が絡むことなく適度な油分を保ってくれて、髪を自然と包み込むようなトリートメントはやわらかな質感の仕上がりになります」。トリートメントをつけたら、目の細かいコームで髪全体を梳かし、お湯で洗い流した後はキューティクルの表面を閉じるため、冷水でしめて最終仕上げ。この一連の流れを子どもの頃から欠かさず続けているという佐藤さん。「髪の表面だけでなく、内側の1本1本にまでトリートメントが浸透するように意識しながらコームで梳かすと、仕上がりに違いが出るのでおすすめです。これからも健康的な髪を維持して、大好きなカラーリングを楽しんでいきたいです」。ひと手間かけた毎日のケアの積み重ねが、うるおいのある美しい髪を保ち続ける秘訣のようです。
そんな佐藤さんにオススメする
製品は
日中、出歩くことが多いことから、紫外線から髪や地肌を守るためのヘアケアは、一年中欠かせないという佐藤さん。シャンプー・トリートメントの組み合わせで髪の内側から補修する「Class S」は、糖分やビタミンBを豊富に含むコメ発酵エキスやハス花エキスを配合。植物由来の保湿成分が外的刺激から受けるダメージをケアし、うるおいのあるツヤ髪へと導いてくれます。
そして、その中でも、ヘアカラーを存分に楽しみたいという佐藤さんへおすすめしたいのが「Class S Rg」。プロテクトフィルター成分※ 配合で、髪表面に均一なコーティング膜を形成し、ヘアカラー成分を髪内部にしっかりキープ。カラーの色調を長持ちさせながら、ヘアコンディショニング成分によって、ダメージを抑制・補修し、しっとり・さらさらとした使用感を与えてくれます。
また、シスチン・加水分解ケラチンが毛髪弾力をアップし、日々のヘアアレンジの髪留めの跡をつきにくくするので、ヘアアレンジも思いのまま。佐藤さんの定番の香り、ラベンダーが配合されたフローラルシトラスの香りとともに、毎日の入念なケアを叶えてくれます。